旅行がお好きなかたほど、さまざまな工夫をして、低予算で数多くお出かけしています。
今、1年に1回の割合でも旅行に出かけられていないのであれば、せめて、1年に1~2回はお出かけできるように、そして、今、1年に1回の割合のかたは、2~3回は出かけられるように、まずはそのあたりを目指すところから始めてみましょう。
旅行を安く済ませられる時期とは?
よく旅行をなさるかたはご存じですが、旅行というのは、出かける時期によっても価格に大きな差が出ます。もっとも価格が高くなる時期というのは、想像がつくかと思いますが、世間が一斉に連休をとるお正月とその前後、お盆とその前後、ゴールデンウィークとその前後です。一年の間では、この三つの大型連休時をはずすことで、かなりの低予算で旅行が可能となります。その次に高いのは、学生さんの長期休暇がある時期と、カレンダーで数日間連休になっている時です。これらは、国内旅行では当然のこと、海外旅行であっても日本発着ですから同じです。海外旅行におきましては、最も安い時期とくらべて価格が倍以上になるケースも多々見受けられますので、低予算で旅行したければ時期は非常に重要となります。
とりあえず国内旅行のお話をいたしますが、もっとも安い時期とはいつなのでしょうか。
一概には言えませんが、今お話しした三つの大型連休の前後はかなり価格が下がります。直前や直後は、まだ連休と併せて有給など使用したりしますので、旅行会社もそこを見越して、それほど価格を下げていません。ある程度の日数を開けた前後ということです。
また、我が国の冬は寒いですから、ウインタースポーツを兼ねた旅行であったり、雪祭りや流氷などを見学するツアーでもない限り、2月は全体的に旅行代金が安い月です。お出かけになる地域に、お祭りや、花火大会、または、紅葉等々、なにかしらのイベントのようなものがある場合、その時期は価格が少し高めで設定されますので、特別にそのイベントが見たいのでなければ、その時期を外すことで、低予算の旅行が可能となります。
旅行会社や専門サイトを通して旅行商品を選択する
低予算で旅行に行く方法は、いろいろありますが、まず、どのあたりに旅行に出かけたいのか、という希望をハッキリしなくてはいけません。どこでもいいから、どこか旅行に行きたいというかたがいらっしゃいますが、本当にどこでも良いのでしたら、ご近所の旅行会社でも良いですし、インターネットでも良いので、とにかくご自身が最低限支払える金額の格安旅行を検索して、そこへ行くのでも旅行を満喫できるでしょう。行き先が決まっていなければ、そのような決め方でも良いですよね。そうすれば、かなりの低予算で旅行が出来ることは事実です。
行ってみたい場所が決まっている旅行の場合であっても、出来るだけ低予算に抑えて旅行に出かける方法はいくつかあります。旅行会社を利用するのであれば、できるだけたくさんの旅行会社を周って、行きたい場所のパンフレットを集めて、その中から、もっとも安価な旅行商品を選ぶのも良いでしょう。パンフレットを比較する代わりに、旅行会社のHPを比較して、もっとも安価な旅行商品を選ぶ方法もあります。パソコンやスマートフォンの操作が難なくできるかたでしたら、この方法も簡単に安価な旅行商品が見つけられるということでオススメです。
さらには、旅行会社のHPだけではなく、たとえば「楽天トラベル」や「ヤフートラベル」、「じゃらん」のような旅行専門のサイトで比較してみるのも良いですね。パンフレットでも、ホームページでも、あなたが行きたい場所のツアーをすぐに探すことができて非常に便利です。
希望する旅行内容をプランニングする
同じ場所に旅行にいくのにも、何種類ものツアーがあり、それぞれに旅行代金が異なっています。同じ日程であったとしても、かなりの差が出る場合もあります。いったい、どこでどのように値段の差が出てくるのでしょうか。まず、同じ日程で、同じ観光スポットを周るのに、旅行代金に差が出ている場合には、宿泊施設の違いが価格の差となって表れます。やはり価格の高い旅行商品は、ランクの高いホテルや旅館に宿泊するようになっています。
ランクが高い宿泊施設というのは、率直に申しまして非常に居心地が良いです。まず建物自体がまだ新しく、洗練された作りになっているということが挙げられます。逆に、思いっきり古く伝統ある老舗旅館なども高価ですね。古くても、すみずみまで掃除が行き届いていますから、清潔感は問題ないですし、重みを感じますね。そして、至れり尽くせりのサービスで、本当にお客様は神様のように扱われます。お部屋にセットしてあるアメニティもブランド品であったり、冷蔵庫の中身がとても充実していたり、ミニバーがあったりと、滞在中に決して不便のないよう心配りがなされています。
反面、低予算のかた向けの安価なツアーの場合には、簡素なビジネスホテルが多いですね。または、冬はスキー客で賑わうけれども、夏は閑散としている、もしくはその逆のパターンのリゾート地のホテルを利用する場合もあります。旅行会社側でも色々と工夫をして価格を下げています。宿泊施設のランクに妥協ができれば、かなりの低予算での旅行が可能なので、プランニングも重要になってきます。