これから留学するという方向けに、渡航前にチェックすべき項目を挙げました。出発前にも、再度確認してみてください。
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渡航前にチェックすべき項目
1. 大学に入学意志を伝えるEメール/手紙は出しましたか?
2.複数校から合格通知を受け取った場合、入学しない大学や入学意志がないことを伝えるEメール/手紙は出しましたか?
入学許可証や 例えば、交流プログラム参加者としての認定書のような公用文書を大学へ送り返しましたか?
いつまでに返事を出せばよいかを、よく確かめておきましょう。
3.会社や団体がスポンサーになっている場合、そのスポンサーに自分の計画を報告していますか?
スポンサーとは頻繁に連絡を取りましょう。出発前の手続きや留学中になすべき事柄を、スポンサーに確認してください。
4.正規の授業を取る前の準備として、学業前のプログラムや夏期プログラム(例えば英語研修やオリエンテーション)に参加する場合、その手配はしてありますか?
5.寮やアパートなどのハウジングの申込書を(もし必要ならば手付金と一緒に)送りましたか?
寮が開く前に到着する場合、それまでにどこに滞在するか、ホテルやモーテルなどの手配は済んでいますか?
6.大学のオリエンテーションに間に合うように渡航準備をしていますか?
オリエンテーションは、留学生向けのオリエンテーションに加え、図書館、コンピューター施設の利用方法にいたるまで、さまざまな種類が開催されます。
どのようなオリエンテーションがいつ開催されるか。どれに参加するべきかを事前にチェックしましょう。
キャンパスには、オリエンテーションや授業登録の数日から1週間ぐらい前に余裕を持って到着し、その土地やキャンパス内の移動がスムーズにできるよう慣れる時間も見込んで旅程を組むとよいでしょう。
7. パスポートとビザは取っていますか?
8.渡航する際に、持参する必要書類は整っていますか?パスポートやビザに加え、法的な書類のコピー、医療や保険に関する書類、学業にかかわる書類などを確認しましょう。
編入学の場合は、成績証明書(transcript)に加え、各科目の詳しい記述(course description)や
シラバス(syllabus)、授業内容や読んだ本などのリストを持参すると、単位交換の審査の際、役立つかもしれません。
9. 保険(留学生用・海外用)には加入していますか?保険証券に書かれた契約内容をよく理解し、受け取れる保険金が十分か、保険がカバーされない部分で追加して保険をかける必要性がないかを確認してください。
また、いざ病気やけがなど、保険で賄う場合の保険金の請求方法や支払われ方も、事前に確認しておくと良いでしょう。
10. クレジットカードは準備しましたか?到着直後に登録や生活費など、当面必要となる金額を用意していますか?
滞在中に日本から送金する場合、どのような方法で誰に送金してもらうかの手配は整っていますか?
留学中の資金計画は、長期的と短期的の両方で前もって立てておくと、経済的に安心して留学生活を送ることができます。
11. 常備薬やコンタクトレンズ、眼鏡の予備は持参していますか?
持病等がある場合、薬の予備や処方箋なども持参してください。できれば、病歴や診断記録、レントゲン結果などの記録を英文で準備し、持参すると良いでしょう。
12. 日本から発送する荷物の宛先を確認していますか?受け取ってもらえる確約があるところだけにあてて必要最低限のものを送るようにしましょう。それ以外の物品は、自分がアメリカに到着してから誰かに送ってもらうことをお勧めします。
13. 家族を同伴する場合、スポンサーや大学に、その旨を伝えましたか?同伴家族に対するサービス(住まいなど)を調べましたか?
14. 大学や周辺の環境について、インターネットや大学・スポンサーからの案内、日本にある同窓会とコンタクトを取るなどして、十分な情報を入手していますか?
治安や気候、空港に着いてから大学に行くまでの交通費や出迎えサービスの有無についても確認しましょう。
15. 自分の行く大学の留学生オフィスに、渡航プラン(旅程や到着日時)を伝えていますか?
到着後、どのオフィスに行くのかを前もって確認し、できれば担当者と会う約束をとっておくことをお勧めします。
参考文献
日米教育委員会 編著『アメリカ留学公式ガイドブック』株式会社アルク(2015年)